Weekly IORIBINA!!

更新前に、感想集です。

どばっとアニメの最終回が訪れたので感想でも述べようかと。
今期は
コードギアス反逆のルルーシュＲ２
ＲＤ潜脳調査室
マクロスＦ
ひだまりスケッチ×３６５
狂乱家族日記
夏目友人帳
鉄腕バーディーＤＥＣＯＤＥ
などを見てきたのですが、今日は昨日終わった迷走アニメの感想を一つ。

オール・ハイル・ルルーシュ！

と言わせてもらいましょう。
皇帝がサイコクラッシャーしたあたりから不安だらけの作品だったコードギアスですが、最終的には綺麗な終わり方であったように思います。
初めはナナリーを救うために日本を変えようとして拒まれたルルーシュが今度は世界までをも相手にしなくてはいけなくなった第二期のＲ２。
世界と戦っていくうちに自分が何をしなければならないかを、その目的をナナリーだけから全世界へと向けたルルーシュの奮闘物語だったと思います。

最終回の総まとめとしては「嘘付き」の言葉一つで足りるでしょう。
正直Ａパート終了時点でルルーシュは魔王になってしまったわけですから、本当に展開が読めなかった。
しっかりと見直せばＡパートでナナリーと話しているときに「ダモクレスは憎しみの象徴となる」と言うセリフをナナリーが言っているんですよね。
それを聞いてルルーシュは目指す物が同じであると確信し、迷いも無くギアスを使ったのですが・・・。
初見時（放送終了後にもう一度見直しました）はその流れも戦闘シーンとともに流されていたのでどうなるんだどうなるんだと考える暇もなかったんですが。
見直すと、あ、ここで言ってるじゃん。。。と思いました；；
で、すべてを決着させるＢパート。
独裁者であり悪の権化となりはてたルルーシュが最期を迎えたのは物語を始めた、反逆を開始した日本。
逆らうものは死をと決め、黒の騎士団や中華連邦、さらにはナナリーまでも拘束具を着せたルルーシュはしっかりと魔王でした。
ただすべての真実を隠し続けた魔王。
ゼロと言う偶像をどこまで動かすのか、ルルーシュが皇帝になった時点でそれはもう無くなったのかと思っていたのですが最期を決めるのもやはりゼロであったのは良かったです。
ストーリーは見てもらえばわかるのですが、要はナナリーがダモクレスでやろうとしたことをルルーシュは自分自身で実行したってことですよね。
まぁおそらくナナリーがダモクレスで憎しみの象徴としても結局のところはそれと操っていたナナリー自身が憎しみの象徴になるんですが。
それを悟った上でゼロレクイエム、つまりは魔王となったルルーシュを正義の味方であったゼロが撃ち滅ぼすというもの。ゼロを作り上げた者への最後の鎮魂歌、という意味では納得はいく名前ですね。
一期では立ち向かう側にいたルルーシュが二期では立ち向かわれる側となったことでどうなるかと思いましたが、ルルーシュらしい、のかな。。。
結局立ち向かわれる側への勝利をもたらす存在だったようです。
うーん、男らしいね。
初見時は最後のオレンジ農場ですべてを持っていかれたんですが、改めてみれば納得のいく出来だった。

「撃っていい奴は撃たれる覚悟のある奴だけだ」

まさにルルーシュのことでした。
悪から始まり悪に終わる。
その真意は日の目にはさらさずに、ただ本当の目的をなす。
ゼロと言う仮面を作り。
ゼロと言う仮面で滅ぶ。
ルルーシュの物語としては完璧なものかと思いました。

いや、最終回でまとめられたのは久々でした。
OOは二期が決まった上での終りだったので何とも言えませんでしたけど、コードギアスはしっかりとやってくれたかな、と思いました。まぁオレンジ農場を除けば、の話ですけどね。
さて、５日から始まるOO二期は根本のテーマが似てるんで（ルルーシュの魔王と世界の敵になるソレスタルビーング）、これに負けずとも劣らない最終回を期待しつつ、OOを見ることにします。


かなりわけのわからないことを書きましたが、すべてを見終わったときによかったな、と思える作品でした。
面白かった、ありがとう。



ありがとギアス！！
ちなみに、最後のC.C.イラストはスザク役の櫻井孝宏さんが書いたそうな・・・。
最近の声優は井上マリナといい、美味いやつばっかりじゃのう・・・。。。